2020年06月26日

Sat-DXCCでNew!

6月26日(金)
岐阜県中津川市(JCC#1906、PM85rl)
RS-44・16時台
SSB:JN1SCA、JA1VVH、JH7JHX、JA1FMU、JG2NLN/2、JA2IDR、BX2ABTVK8JM
仕事が早く終わったのでSSBでRun。SatPC32の地図を見ながら「呼ばれないかな〜」と思っていたら、来ましたよ〜! 山LOSする寸前でしたが、何とかレポートも交換。いやはや、まさか自宅からVKとQSOできる日が来るとは……(感動)。

これで常駐局がいてQSOできそうな未WKDのエンティティ(アジア・オセアニア方面)は、4SとP2ってところ。後者は5月にSKEDを組みましたが、先方の受信機が故障したためNG。8月下旬に再び絶好のパスがあるので、その時に再チャレンジできれば……。受信機、直ってるといいなhi。
posted by きこり@JH最大の難所 at 22:59 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

新衛星・CAS-6でQSO

6月21日(日)
岐阜県中津川市(JCC#1906、PM85rl)
CAS-6・10時台
SSB:JE1CVL
前日の夜遅くにCAS-6の中継器がONという情報がTwitterで流れてきたので、さっそくTLEを反映させてチェックすると、日曜朝10時台が良さそうな雰囲気。ただ欧米から続々と流れてくるQSO成功の情報には、異口同音に中継器が短い周期でON/OFFを繰り返しているとある。こりゃあXW-2Dと一緒か?!

さて10時台のパス。CWではOFFSET:-300で良好なループを確認。しかし情報通り、中継器が断続的にON/OFF。44WPMにまで打電速度を上げるも追っつかない。そのうちSSBでモゴモゴ言うのが聞こえたので、こちらもSSBに切り替えてループテスト(OFFSET:+1500)。するとJE1CVL局からレポートが送られてきたので、こちらもレポートを送って何とかQSO成立……でした。たぶんJA初のQSOだと思います。Tnx JE1CVL

−…−

【CAS-6の諸元】
• CW Telemetry Beacon: 145.910 MHz
• AX.25 4.8kbps GMSK Telemetry: 145.890 MHz
• U/V Linear Transponder Downlink: 145.925 MHz, 20 kHz bandwidth, Inverted
• U/V Linear Transponder Uplink: 435.280 MHz
※TLEは上のリンク先からコピペしてください

【おまけ】SatPC32へ手動でTLEを追記するには
1)メニューバーの「Satellite」をクリック
2)ウィンドウ下部に表示されるTLEの格納先を確認
3)エクスプローラーでTLEの格納先にあるファイルを開く(当方はnasa.all)
4)開いたファイルの本文へTLEをコピー&ペースト
《注》TLEの衛星名は、Doppler.SQFに記述している衛星名と一致させること

−…−

CAS-6・12時台
SSB:No QSO...
中継器は、正確に測定していませんが、体感的に4〜5秒ON・5〜6秒OFFを繰り返しているような気がします。ただ規則的にON/OFFしているので、慣れると割と正確にCQが出せます。もっともCWではダメで(出来なくはないけどかなりハードル高し)、SSBでの運用が良いでしょう(もっともフォネティックコードを使うと中継器ONの間にコールサインをアナウンスし終えるのは結構大変)。それとRigコントロールさせながらの受信固定での運用がオススメ。なおダウンリンク自体は信号が強くてVYFBです。

とまあ、中継器ONの時間帯をひとつのシーケンスと捉え、FT8のようにQSOすると案外スムーズかも???


CAS-6・21時台
SSB:JH7JHX、JE1CVL(HRD:JK1AFI)
受信固定で上手く行きました。JK1AFI局は何度か返しましたがQSOに至らず。残念無念。あとCWでループを取っている方もいましたが、SSBでコールサインをアナウンスしてのループテストをすべきと思います。

JE1CVL久下さんのブログ記事に、ON:2秒・OFF:5秒の繰り返し…とありましたので、オペレートしながら横目で時計を見ていましたが、確かにそんな感じ。とにかく早口で、でも明瞭な発音でのオペレートが求められます。


CAS-6・23時台
SSB:No QSO...
CQを出し続けましたが、CWでのループテスト以外聞こえず。また明日!
posted by きこり@JH最大の難所 at 14:24 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月15日

今年は趣向を変えて

今年はいつもの場所へ行けないし、雨予報だったので、規模を縮小して参加しました

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posted by きこり@JH最大の難所 at 00:00 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | コンテスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

本日のトピックス・2題

6月1日(月)
AO-92(U/V)・21時台
FM:ND9M/MM、JR2NPC
数日前にND9MジムさんにSKEDを申し込んだところ、この日のこのパスを指定。そこで満を持して待機していると……。グアムからの声が聞こえたので呼び、無事QSO! そろそろアメリカ本土へ帰るとのことなので、その前にQSOできて良かったです。なお6月2日・21時台のパスにも出てくるとのことなので、ぜひみなさんコールしてみてください。

QSO with ND9M/MM on AO-92

CAS-4A・22時台
FT4:JG2TSL
直近のAMSAT News Service Weekly Bulletinsにて、リニア衛星にてFT8・FT4による実証実験をやったとある。これを見て「面白そう!」と試していると、JG2TSL片桐さんが話に乗ってくださって……。LOS近くのドップラーシフトが緩やかなタイミングで無事QSOできました。いや〜、なかなかデコードしないので正直焦りました。でもQSOできて良かった〜。

200601_CAS4A_JG2TSL.jpg
QSO後に撮ったスクリーンショット
デシベル付きで呼んでくださったところ、さすがはTSLさん!

今回の運用を通じて得た知見は、以下のとおり。
■1シーケンスにかかる時間がFT8よりも短いFT4の方がQSOしやすい
 なおかつ呼ぶ時は、デシベルレポート付きで呼ぶとQSO時間の圧縮に繋がるので良い
■送信周波数・受信周波数を取り決めた上で、衛星固定で運用すると良い
 今回は435.225/145.865で試行
 しかし衛星固定での運用なら受信周波数帯域の下端+1kHzでいいんじゃないかな
■衛星固定で運用するので、周波数制御ツールによるRigコントロールは必須かも
 AOS直後やLOS間際なら手動での周波数制御でもQSOできなくはなさそうだけどhi
■送信出力は、送信アンテナにもよるけど絞れるだけ絞った方が良いような感触
 当方は18エレシングルで送信、IC-910Dのメーター読みでドット1つ分なので10Wも出ていない?!
■AOS後やLOS前のドップラーシフトが比較的緩やかな時間帯だとデコードしやすい

当方の運用環境は、以下のとおり。
■無線機:IC-910D
■アンテナ(1):145MHz-8エレ・435MHz-18エレ(ともにコメット社製)、AZローテータのみ(低仰角用)
■アンテナ(2):QFH-243(ナガラ電子社製・高仰角用)
Calsat32IC910SATで周波数を自動制御(IC910SATで送受周波数を制御)
■N1MM+にWSJT-Xを連携させて運用(N1MM+でのRigコントロールはOFF)
■パソコンにThinkPad・X60を使用(サウンドカードはオンボード)

お相手いただいたJG2TSL片桐さんとアドバイスをいただいたJI5RPT小柳さんには、この場をお借りしてお礼申し上げます。
posted by きこり@JH最大の難所 at 22:59 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする