2010年05月31日

やっと鶴舞から帰還

長時間に渡った尾張名古屋総会に参加のみなさま、ホントお疲れさまでした〜

既にご承知の方も多いと思いますが、備忘録代わりにhi。


第1号議案・第2号議案
 拍手で承認(13時54分)

第3号議案・第4号議案
 拍手で承認(16時37分)

第5号議案
 拍手で承認(16時43分)

第6号議案
 議場閉鎖して投票による採決
 賛成:11074、反対:6178、保留:16
 総数17268の4分の3(75%)は12951なので否決(20時21分)

第7号議案
 議場閉鎖して挙手による採決
 賛成:151、反対:160、保留:31
 反対多数により否決(22時00分)

新会長 JA1AN
新副会長 JA1AYO・JA5MG


−…−

多くの方々から「最近更新してないね〜」との声をいただきましたので、個人的に思うところをちょこっと書いてみます



会費前納会員の今後の取り扱いにつき、会費前納会員は猶予期間後、次の2つから選んでくださいね……って話がありました

○会員資格だけは維持し、QSL転送料(3600円)とJN誌購読料(2400円)は有償でお願いしたい
○年払会員(7200円)に移行をお願いしたい

この話に初めて触れた時に思ったのは、前者って今後のテストケースになるのか、ということ。つまり、JARLの正会員であるという資格の維持に1200円/年、そして有償サービス(換言すれば受益者負担か)として@QSLカード転送、A紙媒体でのJN誌購読、を考えている、という感じかな

ついでに、制度を二本立てにすると事務処理が面倒だよな〜、とも思ったっけ(苦笑)

それから色々と考え、また諸事情も踏まえ、現時点では将来の会費制度をこんな風にしたらいいんじゃないかなぁ、と思っています。積算根拠は全然ないです(苦笑)。ホント、直感で考えてます。妄想と言ってもいいかも。だから突っ込まないでね(笑)


○主な会員種別は次のとおり(選挙権云々は置いといてhi)
正員個人(コールサインを有する個人)
正員社団(コールサインを有する社団)
准員個人(コールサインを有さない個人)
准員社団(JARLの局ではない記念局)
家族会員(正員個人から見て2親等以内のコールサインを有する個人、正員個人との同居が条件)

○入会費 500円/回
○年会費 2000円/年(20歳以上の正員個人・正員社団)
     1000円/年(20歳未満の正員個人、准員個人、家族会員)
     5000円/年(准員社団、QSLカード隔月転送オプション付き)
○機関誌購読料
  2000円/年(オプション、紙媒体を希望する場合)
○QSLカード受領手数料
  4000円/年(オプション、隔月転送を希望する場合)
  6000円/年(オプション、毎月転送を希望する場合)
○QSLカード送付手数料
  1円/枚(昔みたいにシールを貼る)
  0円/枚(JARLの局に限る)

○年会費だけ支払う(正員の場合):
  機関誌はWebからPDF版をD/L
  QSLカードのビューローからの受領は年1回のみ

#フルオプションで年間1万円は……やっぱり高い?!(苦笑)


もし会員資格維持のコストが1200円/年であるのなら、それにQSLカードの年1回転送分とPDF版機関誌の購読分の費用を上乗せしたら、という感じ

ちなみにPDF版機関誌は会員だけでなく、Webへアクセスした方には広くお読みいただけるようにしたらいいと思っています。非会員でも読めますよ、というところでしょうか。それがダメなら、会員専用ページからD/Lできるようにすればいいだけの話ですし

2000円/年の会費であれば、JARLにちょっと入ってみようか……という気にさせることもできると思うのです(組織率の向上が狙い)。もちろん、入ったはいいけど「なんだツマンナイじゃん!」と1年で辞めてしまうことのないような魅力を持たなければならないとは思いますけどね。たとえば、ある方の受け売りで失礼しますが、無線局免許状が失効する6ヶ月前頃をメドに「何年何月何日に免許が切れますので、コレに捺印して総通へ送ってください」と、捺印するだけの再免許申請書(と送付先となる総通の担当部署一覧)を送るってのはいいかも、と思っています。他にも魅力的なサービスが提供できるといいのですがhi

まあ「会員である」ことにステータスを感じている方って少なくないワケで。これは県内で営業(hi)するとよく耳にしますし、そういう意見(要望?)を名古屋総会でおっしゃっていた方もいましたっけ。QSLカードに執念を燃やしてるわけではないけど、JARL会員であることに誇りを持っている、というところでしょうか。そういう方々にとって、7200円はとっても高いと思います

QSLカードについて「受領手数料」と「送付手数料」の2本建てとしたのにも、もちろん魂胆があります

正員(個人)と正員(社団)との間には現在、3600円の格差(個人:7200円・社団:10800円)があります。この理由として以前は「社団はQSLカードの取扱量が個人よりも多い」とされてきました(でも前専務理事からはこれ以外にも要因があるとの答弁でしたね)。私もJI2ZLXの会費をせっせと払っていますが、ここ数年はゼロQSOなので(苦笑)、何のために10800円を毎年支払ってるのだろう、と思うことがあります(爆)

だったら、いっそのこと会費を同額として安く抑える代わりに、QSLカードの転送は受益者負担にすればいいのでは、という発想。これならある程度の公平(平等?)は保たれると思いますし。そして「送付手数料」を徴収することで、QSLビューローでの取扱量をある程度減らすことにならないかな、と思うわけで(垂れ流し発行の抑止および電子QSLへの移行を期待)。取扱量が減れば、今まで以上に迅速な仕分け作業が可能とならないかな……って甘い?!(苦笑) 個人的な経験則(=1枚のQSLカードに複数の交信データを印字)から来る感触としては、送付手数料を徴収することでビューローにおける取扱量は1〜2割ぐらい減ると思うんですけど。仮に2割減るとすると、現状で約80万枚/月の取扱量(だと記憶hi)なので、1枚1円を徴収するとなると、80万枚×0.8倍×12ヶ月=768万円の増収ですが……シール作成費や送付の手間賃などを考えると結局は赤字?! どうなんでしょhi

もっとも年1回のQSL転送を選んだ場合であっても、ある一定量を超えたら「着払い」で半ば強制的に送付するのはアリかも知れません。だって物を保管するのはコストがかかりますし、保管量が膨大になったら置き場所にも困ってしまう(苦笑)。いや、もしかしたら「ビューローで廃棄して転送しない」というオプションを作れば、それはそれでそれなりに需要がある?!(苦笑)


……オチがつかなくなりそうなので、この辺りでオシマイにしますhihi(苦笑)
posted by きこり@JH最大の難所 at 06:19 | 岐阜 ☔ | Comment(9) | TrackBack(0) | ちょっと堅い話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
裏と表前夜祭、総会は大変お疲れさまでした。2次会(1次会もだけど・・・)飛び入り参加でしたけど良い刺激になりました。
Posted by JL2VZJ/JEAN at 2010年05月31日 10:10
会場入り遅くて会えませんでした。
Posted by uep at 2010年05月31日 20:04
JARL総会、お疲れさまでした。

JARL会費については、きこりさんの案に賛成です。無線やる人もやらない人も7200円では、ちょっと不公平ですよね。私も最近はQSO数も多くなってきましたので、それなりの会費負担はしょうが無いと思っています。
Posted by JH7UJI at 2010年06月01日 00:30
>JL2VZJ/JEAN
こちらこそありがとうございました〜
またどこかで呑みましょうhi!

>uep
総会本番は最後の最後(23時過ぎ)までいましたよhi
普段とは違う格好をしていたので気付いてもらえなかったかな??

>JH7UJI
ここまで財政的に厳しくなると「会員として最低の権利が保障されるだけの費用」はご負担をお願いせねばならないと思います。きちんと積算した上で会員の方々にお示しし、会費負担に対する理解を得る努力をしなくちゃならないと思っていますよ

ついでに……。事業仕分けetc.改革の大ナタをふるうのも大いに結構ですが、その前にJARLの強制解散だけは何が何でも回避せねばなりません。今回の関係議案の不承認でスケジュール的にかなり厳しくなりましたが、それでもやらねばなりません。関係議案にNoを叩き付けてJARLの役員となった方々には、先頭に立ってJARL生き残りの道を切り拓いていただきたいものです
Posted by きこり@JH最大の難所 at 2010年06月01日 04:22
制度改革には「痛み」が付き物なんでしょうが、不利益変更を受ける「議決権を持つ正員」に「その気にさせてくれる動機付け」が必要なんじゃ無いかと思います。それは、刀根さんのような若い方々の力なのかも知れませんがねぇ。

組織が解散となりJARLの資産が失われる事については、執行部や事務局が決めることではなく、総会での意思表示により主権者である正員が決める事であります。
そんな処分可能な資産があるのに不利益変更を正員に強いるのならば、その「やり方」と「段取り」をもっとスマートにせねば。
Posted by uic at 2010年06月02日 01:01
総会お疲れ様でした。
自分も会場に行っていたのですが、長い審議でしたね。お見かけしたのですが、お忙しそうでしたので、お声掛けしませんでした。

結果的には、現体制の存続と成ったようですが是非新しい理事の方々には頑張っていただきたいと思っています。

そもそもJARLは無線を趣味とする方々の集まりです。みんなで知恵を絞り頑張れば建て直しができると信じています。

一会員としてできることがあれば、進んで協力しようと思ってますのでもっと会員の方に理解を求めるような行動をしていただけると良いのですが・・・。 XXKさん。がんばってくださいね。

ではでは。
Posted by JI6DUE/3 at 2010年06月02日 01:54
>uic
その気にさせてくれる動機付けというか、納得はしないだろうけど「仕方ないな」と思わせるだけの理由は欲しいところでしょうね。私ももう少し勉強せねばhi

>JI6DUE/3
見つけたマルチはその場で落とさないと……の典型例?!(苦笑) 次回は遠慮なく声をかけて下さいね〜
支部行事で折に触れて話をするネタのひとつに、岐阜県支部には1100の会員がいるから、きっといろんな人材がいるはず、そういう方々にも支部活動へ参画していただくことで、支部がより面白い組織になると思っている……というのがあります。もっともこのネタ、ある方の受け売りなんですけど(爆)、JARLそのものについても同様のことは言えると思っていますよ
DUE師がおっしゃるように、みんなで知恵を出し合い、一緒に汗を流せば、JARLの建て直しはできると私も思います。もっとも私のような若輩支部長に出来ることは限られていますし、支部長ひとりでは何も出来ないので(これは理事も同様ですね)、周りの方々のご協力が得られるよう、自分にできることをひとつずつこなしていきたいと思っています
Posted by きこり@JH最大の難所 at 2010年06月03日 00:32
大会ではほんとに一瞬ご挨拶した程度でしたが、ありがとうございました。私は時間切れのため途中で帰りましたが、最後までおられたとのことで、お疲れ様でした。
会費の額は確かに最近高いなと、感覚では思っています。会報もウェッブにというのもありますがまだまだ、インターネットをされていない方も要るはずですので安易にネットでというのも早計なところではあると思います。
やはり受益者負担が現状としては分かりやすいのかなと思いますので、手間は別として細分化してもいい時期なのかなという気がします。

ところで、岐阜コンテストですが、やはり参加時間が自分の都合には合わず今回も参加できませんでした。日程は確認していたのですが、どうにも自由になる時間帯ではなかったので、残念です。
Posted by JF2ABZ at 2010年06月22日 00:43
2エリアの総会は名古屋なんですね〜。

元JE4XAS、今はJG1XHK/2@名古屋
Posted by あじむら at 2012年05月18日 21:07
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