2007年02月02日

9M4SDX

今年3月に9M0からSatを含むDXペディションがあるという話は、
昨年の夏頃にちょいと話題となったのですが、
そのコールサインが「9M4SDX」であるのを先ほど知りました(汗)

クルーで現在低軌道衛星に出ておられる方はおられないようですが、
ぶっつけ本番で充分なSVCができるかどうか、経験上からすっごく不安hi
今のうちからテスト運用を繰り返して勘を養った方がいいと思うけどなぁ――

まっ、FO-29の低仰角な西パスでQSOできますようにhihi
posted by きこり@JH最大の難所 at 17:31 | 岐阜 ☁ | Comment(10) | TrackBack(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
根回しをお願いしま〜す(笑)
Posted by JI5RPT/7 at 2007年02月02日 23:59
>JI5RPT/7
根回しも、なにも(苦笑)
「出たとこ勝負!」な雰囲気が漂ってますhi
7エリアからだとウィンドウは狭いんだろうなぁ――
Posted by きこり at 2007年02月05日 20:36
> クルーで現在低軌道衛星に出ておられる方はおられないようですが、
> ぶっつけ本番で充分なSVCができるかどうか、経験上からすっごく不安hi
> 今のうちからテスト運用を繰り返して勘を養った方がいいと思うけどなぁ――

 クルーのJK1FNLです。私の自宅は東向きベランダしかアンテナが
立てられない集合住宅なのです。したがって、自宅からオンエアで
きる機会は非常に限られてしまっています。
 そこで、週末に移動運用でと思っているのですが、1月中旬から
超多忙でなかなか時間が取れずです。
 FM衛星は経験あるので、なんとかなると思うんですけどね〜

 ぶっつけ本番になってもいじめないでくださいね。
Posted by JK1FNL 小林 at 2007年02月13日 15:10
>JK1FNL
親記事を書いた後に「最近FNLが出てるよ」という声を聞くようになったので、
そのうち私もQSOできるといいな、とは思っているところですhi

9M4SDXではCQingでパイルを捌く側になると思いますが、
最近の低軌道衛星でパイルを捌いている者としてのアドバイスは、

−…−

【SSB/CW衛星】
<現状&設備>
VO-52(145↓)よりもFO-29(435↓)の方がノイズが少なくてFB
ただ耳の良さが問われるので指向性Antは必須アイテム
同軸ケーブルを短くできるのならプリアンプは不要

<運用スタイル>
てっとり早いのは送信固定だが、
この場合は緯度差により呼ぶ側の送信周波数も相当動くので、
呼ぶ側が9M4SDXの受信周波数にゼロインできる工夫が必要
具体的には次のような運用スタイルが望ましい

CQ 9M4SDX K
(Pile UP!)
JI2ZLX 5NN
5NN TU
TU 9M4SDX ←このTUは相手のTUに重ねて打つのもアリ
(Pile UP!)

ポイントはQSOの終わりを「TU EE」としないこと
これでは呼ぶ側が送信周波数を微調整するのに手間取るのと、
短時間で効率よく局数を積み重ねることができないため


【FM衛星】
<現状&設備>
使いやすいのはAO-51とAO-27
ただ送信周波数はJAを含む東南アジアの不法局の混信に加え、
衛星愛好家同士の混信が最近は激しいので、
これらに打ち勝つだけの設備が要求される

<運用スタイル>
送信周波数のドップラーシフトはFMの占有帯域内に収まるため、
基本的には送信固定でOK
パイルを捌くのはとにかくショートQSOで充分
ただ、最初は耳のよいビックガンを呼び、
それからパイルを捌くスタイルがスマートかと


以上からAnt設備は、市販品で具体例を挙げると
RadixのRY-ST3(145:7el・435:12el)がVYFBでしょうか
当方のシステム(145:5el・435:12el)では受信は大丈夫ですが、
FM衛星へのアップリンクに苦労することがあります
なお145の八木は水平偏波の方がいいような気もしますが、
この時はスタックブームを絶縁体にする必要があります
この他には抑圧防止のデュプレクサは必須でしょうし、
状況によってはパッチンコアの要ることもあります

また運用する衛星を145↑435↓なものに限定してもいいでしょう
これなら435MHz用の同軸をある程度細くすることもできますし
個人的には5D-2Vと同等の3.5D-SuperがFBではないかと思います

−…−

取りあえず思いつくだけ書き連ねてみました
参考になれば幸いです
Posted by きこり at 2007年02月13日 20:15
 きこりさん、アドバイスありがとうございました。
 
 昨日から本日にかけて、SSB/CWに挑戦してみました。AO-40が動いていた頃に
作ったアンテナ制御システムがあるのですが、それを引っ張り出してきました。
2400MHzのパラボラを降ろして、144MHzの5エレ八木を取り付けました。
 9M0に持っていくリグは、AO-40の頃に使っていたリグと違うので、とまどう
事が多かったです。どうにか、SSBでのループバックまでたどりつきました。
 残念ながら交信には至っていませんが、出発までの3週間、時間を見つけて運用
していきたいと思います。適切な送信信号強度になっていたか(強すぎなかった
か)が心配です。
 また、現地では手動でアンテナを動かすことになるので、その工夫と準備を
しなくてはなりません。三脚を使い、仰角固定でオペレータ以外が回すことを
考えています。
Posted by JK1FNL at 2007年02月18日 21:58
>JK1FNL
公式サイトの「9M4SDX OPERATION」から察するに、
衛星通信で使うRigはTS-2000だと察していますが……
PCによるRig制御などをさせるとトラブル発生時の処理が大変なので、
「コケないシステム」造りをなさるとVYFBかと思っています
具体的にはPCに依存するのはCW送出とロギング程度にとどめておき、
その他の部分は人間がカバーしてやるといいのではないかとhi

Antはできればオペレータ本人が回すと一番確実ですが、
オペレータ以外が回すとなると、
どのようにして衛星へ正確にAntを振る方法を考えないとNGかと
ざっと思いつくのは、特小ハンディ機を2台用意し、
RigのAF出力を特小ハンディ機で人間ローテータ(hi)へ中継する、とか
でも荷物の制約もあるので難しいのかも知れないのかな

ちなみに9M0の緯度・経度ってご存じでしょうか?!
それが分かればJAとのウィンドウがあるパスを調べられるのですが
またSSB/CW衛星ではアップリンク周波数を決めておくのが吉かと
以下に当方のよく使う周波数を書き出しておくので、
ループテスト時の参考になさってみて下さい

《VO-52》
送信…435.273固定
受信…AOS/145.871→MEL/145.877→LOS/145.883

《FO-29》
送信…145.997固定
受信…AOS/435.809→MEL/435.803→LOS/435.797
Posted by きこり at 2007年02月19日 00:11
 Google Earthで確認しました。

N 7° 22′ 23″
E113° 50′ 45″

のようです。
Posted by JK1FNL at 2007年02月21日 00:18
>JK1FNL
INFO TNX! 通過予報を作成しましたhi
http://yamaoku.seesaa.net/article/34443944.html
Posted by きこり at 2007年02月23日 09:05
JH3GNCがTS2000を持ち帰ったため、衛星と50MHZの運用は終了しました。
JK1FNLが帰国した金曜日の夜には詳細が報告されると思います。
Posted by JE1CKA 熊谷 at 2007年03月15日 13:50
>JE1CKA
Rigがなければ出られませんものね
金曜の夜にはログサーチが稼働するのでしょうか
やっとQSOできたので楽しみですhi

あと4日、健康には気をつけて下さいね
Posted by きこり at 2007年03月16日 01:31
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