2017年01月13日

QGIS:GPSロガーのデータを表示

取りあえず備忘録代わりにhi

(1)GPSロガーでデータを取る
■用いたのはGT-730FL/S(旧型)

(2)データをパソコンへ取り込む
■用いるパソコンをインターネットに接続しておく
■GT-730FL/Sを認識するよう、ドライバを入れる
  入れたのはPL2303_Prolific_DriverInstaller_v1.5.0
■今回使ったソフトは「CanWay
  CanWay_1.1.12をダウンロードしてインストール(WinXP-Pro SP3でも動作)
  なんか動作(特に起動)がやたら重い印象(Win10-Pro 32bitでも重い)
■インストールしたらGPSロガーをUSBポートに挿す
■USBポートに挿したGPSロガーの電源を入れる
  入れないとデバイスとして認識しない
■「ロガーを設定する」アイコンをクリック
■COMポートが表示されていれば「接続する」をクリック
  複数ポート認識時は、GPSロガーを挿したポート番号を選択
■接続後に「OK」をクリックすると「Settings Updated」と表示される
■「軌跡読込み」アイコンをクリック
■GPSロガーのデータを一気に読み込んでリストアップ
■リストのデータをクリックすると、GoogleMapを背景地図にして軌跡が表示される
170113.jpg

(3)データをQGISが認識できる形式に出力する
■出力したい軌跡データを選択
■「ファイル」>「エクスポート」>「GPX」と進む
■ファイル名と格納したいフォルダを指定して「保存」をクリック

(4)出力したファイルをQGIS(2.14.7)へ読み込む
■「ベクタ」>「GPS」>「GPSツール」と進む
  GPSツールプラグインがインストールされていなければインストールする
■「GPSファイルをロード」タブを開く
■先ほど保存したファイルを参照する
■表示させたい地物タイプを取捨選択して「OK」をクリック
  ウェイポイントは多数表示されるケースがあるので注意
■QGIS上に表示される
■表示されたラインを参考にポリゴンを作って面積を算出

地籍調査(国土調査)のなされていない山林において、ざっくりでもいいので、おおよその形と面積を知る必要が生じたため(そうしないと補助金の事業計画書が作れないhi)、既知の方法ですが今回初めてやってみたところ、まずまずの結果を得ることができました。ただやはりと言うか、樹冠の下では精度の若干悪いところがあり、マルチパスがあると誤差が大きくなるのも実感。一方、道路など天頂の開けているところでは、かなり精度のよいデータが得られました。

とまあ、精度のよいデータを、と思うと「みちびき」みたいな衛星がたくさん上がると良いのですが(ちなみにGT-730FL/Sは「みちびき」未対応)、それはそれでアマチュア無線家にとっては頭の痛い問題でもあったりします(苦笑)
posted by きこり@JH最大の難所 at 23:30 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 本業のお話し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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