2020年04月30日

新しい衛星での初QSO!

4月30日(木)
岐阜県中津川市(JCC#1906、PM85rl)
DOSAAF-85(RS-44)・19時台
SSB:JA0CAW
JA0CAW佐藤さんから標記の衛星の中継器がONになったとの情報Twitterでいただいたので、さっそくCalsat32にTLEをセットしてAOSを待つ。まずはビーコン聴取と思うも聞こえてこないので、435.640MHz受信固定でCWのループテストを開始。OFFSET:-2100で自局のループが聞こえたのでCQに切り替えると、近くでモガモガが聞こえる。さっそくSSBにチェンジし、JA0CAW局とQSOできました。

その後は再びCWでRun。中継器の出力は5Wとのことだがダウンリンク自体は相当弱く、またなぜか低めの仰角なのに送受ともQFH>八木であった。またRunの途中、強力なCWでのループテストが聞こえたけど誰だったのかな。なおJA0CAW局は、JE1CVL局ともQSOしたとのこと(JE1CVL局は当方をSSBで呼んでくださったそうですが分からず……)。またその直前では、ヨーロッパで多数のQSOがなされたらしいです。

−…−

ビーコン 435.605MHz
アップリンク 145.965MHz +/-30 kHz.
ダウンリンク 435.640MHz +/-30 kHz.

4月30日5月1日現在のTLE
DOSAAF-85
1 44909U 19096E 20120.96346743 +.00000010 +00000-0 +00000-0 0 9999
2 44909 082.5239 027.5343 0217449 340.2089 019.0669 12.79706663015985

RS-44
1 44909U 19096E 20121.19801016 .00000010 00000-0 00000+0 0 9993
2 44909 82.5240 27.3787 0217431 339.6534 19.6000 12.79706684 16018
−…−

DOSAAF-85(RS-44)・21時台
CW:UA0ADX、JA3FWT、JE1CVL
UA0ADX局と久々にQSO。いや、もしかしたら先日のコンテストでQSOしてるかもしれないけど(ADXさんはRW0A局のオペで参加)、高度のある衛星なので余裕のQSOでした。

DOSAAF-85(RS-44)・23時台
CW:JE8ASA/8、JA7KPI、E21EJC(HRD: UA9CED)
AOS直後はOHが、LOS直前はVK6やVK8の北半分が見えるというDXパス。先ほどの2パスと異なり、衛星が見えている間はQSBを伴うものの、ほぼ良好なダウンリンクが聞こえていました。

RS44-AOS.jpg RS44-LOS.jpg
左がAOS直後・右がLOS直前

いや〜、とんでもなく楽しい衛星が出て来たものですね。FO-29が限定運用なので、現時点でJAからヨーロッパや北米、オーストラリアとQSOできる唯一のリニア衛星と言っても過言ではないでしょう(AO-7のAモードが使えれば別だけどhi)。日中よりも夜間のほうが良好なMA値なので、深夜の西パスは東ヨーロッパや中央アジアの局とのQSOチャンスがあるかも。
posted by きこり@JH最大の難所 at 20:28 | 岐阜 ☁ | Comment(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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