2020年06月21日

新衛星・CAS-6でQSO

6月21日(日)
岐阜県中津川市(JCC#1906、PM85rl)
CAS-6・10時台
SSB:JE1CVL
前日の夜遅くにCAS-6の中継器がONという情報がTwitterで流れてきたので、さっそくTLEを反映させてチェックすると、日曜朝10時台が良さそうな雰囲気。ただ欧米から続々と流れてくるQSO成功の情報には、異口同音に中継器が短い周期でON/OFFを繰り返しているとある。こりゃあXW-2Dと一緒か?!

さて10時台のパス。CWではOFFSET:-300で良好なループを確認。しかし情報通り、中継器が断続的にON/OFF。44WPMにまで打電速度を上げるも追っつかない。そのうちSSBでモゴモゴ言うのが聞こえたので、こちらもSSBに切り替えてループテスト(OFFSET:+1500)。するとJE1CVL局からレポートが送られてきたので、こちらもレポートを送って何とかQSO成立……でした。たぶんJA初のQSOだと思います。Tnx JE1CVL

−…−

【CAS-6の諸元】
• CW Telemetry Beacon: 145.910 MHz
• AX.25 4.8kbps GMSK Telemetry: 145.890 MHz
• U/V Linear Transponder Downlink: 145.925 MHz, 20 kHz bandwidth, Inverted
• U/V Linear Transponder Uplink: 435.280 MHz
※TLEは上のリンク先からコピペしてください

【おまけ】SatPC32へ手動でTLEを追記するには
1)メニューバーの「Satellite」をクリック
2)ウィンドウ下部に表示されるTLEの格納先を確認
3)エクスプローラーでTLEの格納先にあるファイルを開く(当方はnasa.all)
4)開いたファイルの本文へTLEをコピー&ペースト
《注》TLEの衛星名は、Doppler.SQFに記述している衛星名と一致させること

−…−

CAS-6・12時台
SSB:No QSO...
中継器は、正確に測定していませんが、体感的に4〜5秒ON・5〜6秒OFFを繰り返しているような気がします。ただ規則的にON/OFFしているので、慣れると割と正確にCQが出せます。もっともCWではダメで(出来なくはないけどかなりハードル高し)、SSBでの運用が良いでしょう(もっともフォネティックコードを使うと中継器ONの間にコールサインをアナウンスし終えるのは結構大変)。それとRigコントロールさせながらの受信固定での運用がオススメ。なおダウンリンク自体は信号が強くてVYFBです。

とまあ、中継器ONの時間帯をひとつのシーケンスと捉え、FT8のようにQSOすると案外スムーズかも???


CAS-6・21時台
SSB:JH7JHX、JE1CVL(HRD:JK1AFI)
受信固定で上手く行きました。JK1AFI局は何度か返しましたがQSOに至らず。残念無念。あとCWでループを取っている方もいましたが、SSBでコールサインをアナウンスしてのループテストをすべきと思います。

JE1CVL久下さんのブログ記事に、ON:2秒・OFF:5秒の繰り返し…とありましたので、オペレートしながら横目で時計を見ていましたが、確かにそんな感じ。とにかく早口で、でも明瞭な発音でのオペレートが求められます。


CAS-6・23時台
SSB:No QSO...
CQを出し続けましたが、CWでのループテスト以外聞こえず。また明日!
posted by きこり@JH最大の難所 at 14:24 | 岐阜 ☔ | Comment(0) | サテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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