2005年07月08日

スタック

6Dで使ったAntのうち、
144/430/1200MHzは2列スタックにして使用したんですよ

このうち144/430MHzは75Ω系同軸ケーブルを使ったQマッチを、
1200MHzは同軸管を使って2本のAntにそれぞれ分配した上で、
トリプレクサを配して同軸1本(10D-FB)でシャックへと引きました

144MHzの5エレ2列と430MHzの12エレ2列は、
担ぎ上げを前提として購入した代物だったりするんだけど、
分配器などを付けたりすると重くなっちゃうのよねぇ…
今回は諸般の事情で50〜2400MHzを1本のマストにまとめたけど、
あまりの重さに最後の1段がどうやっても伸ばしきれず、
Ant地上高は予定よりもおのおの2mほど低い状態で妥協せざる得なかったです

このたびの6Dの状況を受けて、
スタックってホントにいいのかな、と思うようになりましたよ
「コネクタの数が増えれば増えるほどトラブルの種も増える」と思っているのですが、
スタック化を図るってことは、この考えに逆行するんじゃないか…と
それにマッチングセクションなどの重さも意外と無視できないので、
担ぎ上げを念頭に置いた軽量化、という意味では逆効果ではないか、とも

とまあ、各バンドのAntをシングルにした方がいいのではないか、
と思うようになった次第です
ただブーム長を長くすれば取り回しが大変になるので、
ブーム長を抑えつつ、ある程度の利得が稼げるようなAntにしなくちゃ…

問題は、未だMMANAのいじり方がチンプンカンプンな点だったりするhihi
どなたかレクチャーしてくださいhihi
posted by きこり@JH最大の難所 at 22:24 | 岐阜 ☁ | Comment(9) | TrackBack(0) | ラジヲよもやま | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 こんにちは。
>「コネクタの数が増えれば増えるほどトラブルの種も増える」と思っているのですが、

 個人的には一票です。
 特に常設でないアンテナの場合、トラブル元を発見
するためにはこう言った個所を少なくすることは効果
があるんじゃないのかなぁと思います。

 HFコンテスタの人に話を聞くと、絞れたビームよ
りもある程度ビーム幅が広い方がいいと言う人がい
るようですが、仮にVUでもこの仮定が正しいとすれ
ばスタックしなくてもシングルでいいのでは?とも
思ってしまいます。
 アンテナをスタックしてせいぜい理論値で3dB稼
いだところで、コンディションの変化(QSB)などで
はそれより遥かに信号強度が上下するわけですし。

なんて書いちゃうとちょっと詭弁かな?^^;
Posted by JH0RNN at 2005年07月09日 22:51
スタックのほうがカッコいい
写真映りが良い

それだけ
Posted by kimtaq at 2005年07月11日 20:21
Antの半値角(ビーム幅)については使用場所によりけりかも知れないですねぇ
10年以上前に5エリアで430MHzの山岳移動を良くやってたけど、
この時のAnt(マスプロ15エレ2列)の半値角は、
取扱説明書によるとたしか14度だったような覚えが
いつも行ってた場所だと、
これぐらいの半値角だと割と使いやすかったですし、
反射/回折でもビームがそこそこ効いてFBでしたっけ
まあ、スタックにすることでAntの開口面が拡がるんで、
受信に効果があるのかも知れないかも…良く分からないけどhi >JH0RNN

写真映り、たしかにいいかも(笑)
その意見には大いに頷くところはあるけど、
やっぱ重いのは勘弁してくれ、でした(爆)>kimtaq
Posted by きこり at 2005年07月12日 07:17
 確かにFAIだのの伝播ではあまりシャープな奴より
ある程度ブロードな奴の方がいいとか聞いたことは
ありますね。
 スタックの開口面積は理想どおり取ろうとすれば
間隔の広いスタックになっちゃうのでそれなら一サ
イズ上のシングルでゲインとビームのシャープさを
求めるなんてのもありかな〜と。
 まぁ実際やってみないとわかんないですけどねぇ。

 理論値以上の働きをするかも知れないし。。
Posted by JH0RNN at 2005年07月12日 19:54
きこりさん、50-430まで3バンドでありがとうございました。
私は今年も伊豆大島に移動して参加してました。
青山高原との間には海しかないので、コンディションがそこそこなら1200までQSOできると思ったのですが、残念ながら信号は聞こえませんでした。

部門はCAでしたが、アンテナと電源のトラブルが重なり大したスコアにはなりませんでした。(48000ちょっと)
設備的には下から5ele x2, 8ele x2, 12ele, 16ele, 15ele x2でした。

さてスタックの話ですが、今回垂直偏波アンテナの垂直スタックというのを試してみました(144と2400)。垂直面の指向性を絞ることでビームはブロードなまま利得を稼ごうという試みだったのですが、144はアンテナトラブルでいまいち効果が不明でした。

一応、シミュレーション上では3dB弱の利得の上昇がみられるので効果がないことはないのでしょうが…
Posted by JM3CRK at 2005年07月12日 21:37
こちらこそ各バンドでありがとうございました〜 >JM3CRK
1200はQSOできたと思ってログインしちゃったけどNILでしたか(苦笑)
書類審査の際に弾かれるだろうけど、しゃーないですねhihi
ちなみに開始直後は1200で良好に聞こえていたので(QRK5)、
10回ぐらい呼びましたが1エリアの壁を突破できず、
そうでなくてもQRZすら返ってこなかったです(涙)
23時台にトライした時の信号は、
21時台を思うとノイズレベルぎりぎりでして、
「以心電信」で何とかなったかなぁ……なんて状況でした(爆)

同じスタックにするとしても、
水平に並べるのと垂直に重ねるのとでは、
効果に違いがあるって話をどこかで聞いたような覚えがあります(本で読んだ?)
半値角を広く取りつつ利得を稼ぐ…なるほどなるほど
また上下のAntで打ち上げ角が微妙に異なってくるので、
受信の際に効果があるような話もどこかでhi(これも本?!)

ただ垂直偏波で垂直方向にAntを重ねるとしたら、
水平スタックよりもAnt間隔を広く取らないと、
それぞれのAntの開口面が重なってしまいそうですね
144はトラブルで効果のほどが定かでなかったようですが、
2400では好結果を得られたのでしょうか

CRK師のAntの話はいつ聞いても非常に面白く、参考になります
また聞かせて下さいね〜
Posted by きこり at 2005年07月12日 23:18
レスの順番が前後したけどお許しを >JH0RNN

スタックの開口面積は、
各々のAntの開口部がちょうど接するぐらいがベストなのでしょうけど、
それではAntが大型化すればするほど間隔が拡がりますからねぇ
隠れのめしこきな私にとってもちょっと面倒臭いかも(苦笑)
ちなみに以前、niftyの会議室でマキ電機の社長が、
実験の結果15dBiぐらいのAntなら間隔は1.8λがベストだったと書いてたので、
手持ちの430MHzのAntはその間隔で使用しています

スタックにすることで開口面積を広く確保できるのも魅力ですが、
利得の割に回転半径を小さくできるのも魅力なんですよねぇ
ただ事情が許せばRNN師のおっしゃるように、
ワンサイズ上のシングルAntを上げた方がベターな面もあるかと
それに万が一のことを考えると、
シンプルな方が対処も早く済みますからね(精神衛生上FBかとhi)

この辺りは何度も実際にやってみて初めて解ることもありそうですが、
残念なのはそういう実験に費やす時間がないんだよなぁ…
いやね、それ以上にゼニもないんですけどhihi
Posted by きこり at 2005年07月12日 23:27
1200は聞こえていたのに返事がなかったそうで申し訳ありません。開始直後は都心方向(北北東)にビームを向けていましたが、青山で聞こえていたのですね。
QSY依頼を受けた時はちゃんと西南西にビームを振ったのですが、残念ながら全く聞こえてきませんでしたので当方のLOGには記録されておりません。

2400の垂直スタックはシングルと比較して受信時のSメーターで1つ信号が強くなるかならないかくらいです。利得が3dB上昇すると考えれば理にかなっていますね。
効果はないわけではないでしょうが、投資に見合うだけの効果があるかどうかは疑問ですhi
Posted by JM3CRK at 2005年07月14日 21:31
コンテスト開始直後やQSY依頼後のTry時は、
直接伝搬か富士山反射(or遠笠山回折)だろうと予測してビームを振ったのですが、
2回とも同じビーム方向……1エリア方向よりは若干南でしたので、
直接波による伝搬で聞こえていた模様です
ちなみにこちらのAntは17エレループ2列、
そこから2分配器〜トリプレクサ〜10D-FB(5m)〜トリプレクサ〜無線機でした
こっちの送信波がコネクタ各所でロスってたのかな?!

さて、Sメータで1つ信号が強くなるかどうか…とのこと
この「差」がいわゆるV/UHF帯でのDX交信時には威力を発揮しそうですね
来年もぜひ伊豆大島で…ってカーフェリーがないってぇのは初めて知ったhi
Posted by きこり at 2005年07月15日 22:22
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック